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えいがのはなし





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白バラの祈り
2005年
ドイツ
監督 マルク・ローテムント
出演 ユリア・イェンチ 
    ファビアン・ヒンリヒス 他




これ、名古屋の単館劇場で上映されてたとき
あとちゃんにお誘いをうけたんだけど

その当時、どうにもこうにも
気持ちに余裕が無くて
お断りした映画


いやぁ、賢明な判断だったかも・・・

どっぷり、重いっす;


あの時観てたら
しばらく立ち直れないくらい
打ちのめされてただろう・・・

戦争映画とかって
ちょっと気持ちにゆとりがないと
観れないじゃないですか




作品は限りなくノンフィクション

1943年ドイツのミュンヘン大学を中心に
非暴力的に反ナチス運動を行っていた地下組織 "白バラ"

その中の紅一点、ゾフィー・ショル(当時21歳)が
兄のハンス・ショルと共に大学構内で

戦争終結を訴えるビラ撒きを決行するが
不運にも2人は逮捕されてしまう

そこから拘束されたゲシュタボ(国家警察)での
ベテラン尋問官モーアとゾフィーとのやりとりが
この映画の大半を占めている

ゾフィーは全く怯むことなく
理路整然と計算された供述を語っていく

一度は釈放されることになったものの、その直前になって
兄妹の家から証拠物が発見されたという事実が発覚し
再び取り調べが行われ、2人の心理戦が繰り広げられる

ヒトラーの占領政策としての戦争を
国の 「自由」と「繁栄」の為と、正当化するモーアに

教会は意思を尊重するが
ヒトラーは選択の余地を与えない
と、一歩も譲らないゾフィー



あの当時
もちろん政府から情報操作はされていただろうけど

ユダヤ人の大殺戮や
収容所で強制労働を強いられていた事実を
国家警察の人間までもが知らなかったとは・・・

『 そんなのは噂に過ぎない 』 って。

保母資格をもつゾフィーは
精神障害の子供たちを
政府はガス室送りにしていたということも
涙ながらに訴えていた

『 誰の命も尊い 』 と。


『 ・・・全ては新しい国家の為 』

と、応えるモーアの表情に見えた
心の変化が良かったな・・・


逮捕からわずか4日間の出来事だったなんて・・・


最期まで信念を貫き通したゾフィー



『 どんなに困難でも正直に生きろ 』

『 正義は絶対に死なない 』


父親の言葉が彼女の人生を表してたな。。
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by sac21 | 2011-05-10 23:22 | Aria | Comments(0)
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